【実話】100日以上連勤すると人はどうなってしまうのか?私が経験した一人ブラック労働の現実

こんにちは転職コンサルタントのイッシーです。

私は知人、先輩と創業したスタートアップで数億円の資金調達をして、2012年から4年間以上働いていました。

その時に2016年1月から2016年の4月上旬まで「100日以上連続して出勤したこと」がありました。

休みが無く働いている方には何らかの教訓をお伝えできればと思い記事にしました。

この記事でわかること

100日以上連続して働くと人間はどうなるのか分かります

前提条件

まず前提として誰かに指示されて100日以上連続して働いていた訳ではありません。

この期間は会社にとって繁忙期で、自分の意思で100日以上連続して働いていました。


誰からも強制はされていません。


平日は10時から遅くて23時まで、土日は11時から大体18時位まで自主的に働いていました。


※ちなみに社内でここまで働いていたのは私だけですし、他の役員は私が土日も出勤していたことは知りませんでした。

1ヵ月間程度は問題無く働けた

まず連続出勤を始めて、1カ月程度は体調面・精神面的には問題無く働いていたと思います。

むしろ土日もしっかり働いていたので

自分の部署の数字はかなり良くなっており、連続して出勤している効果が出ていると感じていました。

当初想定の3倍近い数字が出ていました。

しかし連続出勤して2か月目の後半位から少しずつ今まで経験したことが無い体調面の問題が出てきました。

自覚なく身体の免疫が落ちる?

季節が冬だったこともあり、風邪をひく事が増え、そして頭痛を感じることが増えてきました。

今まで頻繁に風邪をひく事もなく、頭痛を感じることも無かったので

「少し疲れているのかな?」

程度の認識で、特に連続出勤を辞めること無く、通常通り働いていました。

しかしあまりにも症状が日に日に悪化するので、病院に診察に行ったところ、お医者さんには蓄膿症一歩手前まで症状が悪化していると言われ、そこから治療が始まりました。

今までは風邪をひいても、薬を飲めばすぐに治っていたので、蓄膿症にまで発展したことは無かったので、当時は身体の免疫が少しずつ落ちていたのかと思います。

目が痛くなる

当時の仕事は、1日中パソコンを使用して行うことがほとんどでした。

そのため常にパソコンもモニターを観ていました。

長時間観モニターを観続けるので、連続出勤して2か月目後半位には、段々と目を開けることができなくなってきました。

眼科にも行きましたが、目薬の様な薬を処方され

「なるべく目を休めるようにしなさい」

と言われたので、なるべく目の負担を少なくする世に心掛けました。

※現在は目の負担を減らすためにブルーライトをカットしてくれるPC眼鏡を愛用しています。

寝ることも大変になってきた・・・

連続出勤を始めて3カ月目に入った位で、腰とお尻が痛くなってきました。

恐らく原因は長時間椅子に座っていたからだと思います。

老人が腰が痛いと言う方がいらっしゃるかと思いますが、そんな感じの症状だったと思います。

普段歩く時や座って作業している時も痛いのですが、何より辛かったのが、寝てる時も腰とお尻が痛くなり、仰向けで寝ることが難しくなってしまいました。

そうなると寝不足気味になりがちで、当時は集中力も欠けていたのではないかと思います。

100連勤で精神面はどーだったのか?

今までは身体面の話しでしたが、精神面はどーだったかと言うと、特に何も支障は無かったです笑

自分で意思決定をし、頑張った結果が数字に反映されていたので、精神的には満足していた様に思います。

これが人から指示されて強制的に働かされて、かつ結果も出ず、数字に反映されていなかったら、病んでいたかもしれません笑 


ですので、会社から指示された状況で、かつ自分の頑張りが可視化されないお仕事で、連続出勤してしまうと、精神的に病んでしまう可能性は非常に高いのかなと思います。

100連勤で良かったこともありました

ここまで読むとそうりゃそうだろうと思われるかもしれませんが、良いこともありました。

100日以上働く事により、自分が担当していた部署の成績は飛躍的に上がりました。


あとは個人的には、仕事を全力でやりきったという達成感と、やろうと思えばこれ位はできるという自信にも繋がりました。

しかし100日以上連続して働けたのも、自分は当時サラリーマンではなく、会社の経営側にいたからこそ、できたのだと思います。


普通に会社員で誰かから指示されて100日以上も情熱を持って働く事は不可能だと思います。


もちろん皆さんのお仕事が、季節によって繁忙期や閑散期があり

「一時的に連続して出勤しなければいけない」

ということはあるかと思います。


例えば夏の1ヵ月間、冬の1ヵ月間、あるいは決算後の1か月間などですかね。

人によっては1ヵ月間程度なら問題無いかもしれませんが、連続出勤して

それ相応の見返りが無いのであれば、私はは無理して連続出勤する必要は無いかと思います。


むしろしてはいけない行為だと思います。

人生百年時代の働き方で一番大事な事

この人生百年時代において、一番大事な資本は「ご自身の健康的な精神と身体」です。

身体が動かなくなってしまったら、何もすることができません。

当然仕事もできなくなりますし、精神面がおかしくなってしまうと、日常の生活においても支障がでます。

私はこの時の判断は、今振り返ると完全に間違いでした。

もし一歩間違ってたら今でも引きずる様なことが起きていたかもしれません。

ですので、会社員として働いていて、長期の連続出勤をしなければいけない時がある方は、十二分に注意して頂ければと思います。

あまりにも長期間連続して働いて、精神的に病んでしまうと、考える力が低下してしまいます。

思考力が低下する前の10日以上連続して働かなければいけない状況だった場合には


まずは職場を変えることも、視野にいれることをお薦めします。

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