面接での逆質問に悩んでいるという方からの転職相談
相談者様:転職活動の面接で質問すると良い逆質問はありますか?
面接先の業績を把握しておき社長・役員に伝える
面接で最後に企業側から
「何か質問はありますか?」
と聞かれることがあると思います。
そのときに「本当に気になること」は是非面接で質問してください。
最近「なるほど」と思った逆質問がありました。
私が転職サポートさせて頂いている方の中で、帝国データバンクのデータを取得して、企業の「業績」「財務内容」を確認して
「過去5年間業績が堅調に推移していますが、なぜ業績が上がっているのですか?」
このような質問を、最終面接で社長さんに質問されている方がいました。
その会社は未上場なので、会社の業績は世の中に公開されていないため
「なんでうちの過去5年間の業績を知っているの?」
と社長に聞かれたので
「帝国データバンクのデータを取得して業績を確認してきました」
このように答えたところ
「よくそこまで調べているね!」
「そんな人今までいなかった」
驚いたと同時に、ここまで準備して面接に来る人がいなかったため、凄く熱意を感じたそうです。
このことがきっかけになり、話が弾んで「好印象」を与えることが出来たそうです。
もし、面接で質問することが無い場合は、帝国データバンクのデータを取得して、業績の「数字面」を社長や役員に対して言ってみるのも良いかと思います。
細かい業績は会社の社員さんも案外知らない
未上場企業の場合、社長も会社の細かい数字を言ってない企業が多い印象があります。
「どれくらいの売上高なのか?」
「今年の営業利益・最終利益」
などを細かく把握している方や、公開している会社さんが少ないように感じます。
上場している会社であれば、社員さんにわざわざ言わなくても、証券取引所に報告する義務があるので、公になっています。
未上場企業で、社員さんに言っている会社もあるかと思いますが、一次面接で現場の方に逆質問したとしても刺さりません。
なぜ刺さらないかと言うと、現場の方も会社の細かい数字を知らない場合が多いからです。
役員クラスであれば、そういう質問をすると
「君勉強しているね」
「熱意を感じるね」
という風に言ってもらえることが多いので、業績に関することは、面接で質問すると良いかなと思います。