こんにちは、イッシーです。
最近良く社畜(しゃちく)という言葉をTwitter等のSNSで見かけることがあります。
初めは
「何だろう?」
と思っていたのですが、あまりにも社畜と(しゃちく)と言う言葉を目にすることが増えたので、社畜(しゃちく)の定義を調べてみました。
社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。
「 会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。
Wikipedia
つまり社畜とは、会社のために自分を犠牲にして働く会社員を揶揄した言葉で、仕事熱心な人を表現する場合、社畜と合わせてよく用いられているのが「企業戦士」や「会社人間」といった言葉です。
そして自ら会社のために自分を犠牲にして働いている人が、自分自身を卑下する時に「社畜」と使っている場合もある様です。
では社畜の特徴とはどんな人なのか、具体的に考えてみました。以下の様な人は社畜と言われたり、自分で社畜と呼んでしまっていると思います。
・上司のいうことは絶対に守り、仕事を断れない人
・自分の頭では何も考えずに、上司や先輩、会社からの指示のみで考えてしまう人
・プライベートよりも仕事の優先順位が高く、残業や休日出勤を嫌々ながらもしてしまう人
・社内の出世のことしか考えず、会社からの評価を気にする人
なぜ人は社畜になってしまうのか?
不思議に思ったのですが、結論としては2点理由があると考えました。
「転職しない方が良い」
「転職は悪だ!」
と考えている人が一定数いるからではないでしょうか?
昭和のキャリアの考え方は「1つの会社で長く働き続ける」「定年まで働き続けるのが良いキャリアだ!」という固定概念がありました。
僕らの親世代は特にこういう考え方や、働き方をしていました。
その親世代の働き方を見て育ったので、自然と「会社に言われるままに働き続ける」「会社は絶対」「1つの会社で長く働き続けることが正しい」という考えになっている人が多いのではないかと思います。
だからやりたくもない仕事を続けたり、会社に言われたことを絶対しなければ、その企業での立場が無くなってしまうと考えてしまうのだと思います。
会社に言われるままに働き続ける人は、仕事の選択が無い、あるいは選択肢が無いと思いこんでいる人だと思います。
(実際には希望の仕事に転職できない人も一定数いるとは思います)
今の働き方が嫌だし、仕事も特にやりたい事でもないのに「会社に言われるままに働き続ける」のは、他に仕事が無いだろうと思いこんでいる場合もあると思います。
いつでも仕事は変えられるという選択肢を持っていれば「会社に言われるままに働き続ける」という選択はしないはずです。
嫌になったら仕事を変えれば良いだけなので。
もちろん仕事が好きで、自分自ら会社に言われるままに働き続ける人は居ると思います。
それは本人にとって幸せなことなので、社畜とは言いません。
問題なのは、嫌々ながらも会社に言われるままに働き続ける人で、自分でも気づいているけど、どうにも改善する気が無い、行動に移せていない人が本当の「社畜」なんだと思います。
社畜とは気持ち一つの持ちようだと思ってて
「自分はやりたくて仕事をしているのか?会社に言われたから仕方なく働いているのか?」
それだけだと思います。
少しでも今の状況を改善したいと考えているなら、仕事を変えられる、他にも選択肢があるのか、転職のプロに相談しても良いと思います。
ご自身がやりたいと思える仕事に就いて頂き、充実した生活を送って頂けたら幸いです。