上場企業の子会社に転職を考えている方からの転職相談
転職相談者様:上場企業の子会社に転職を考えていますが、メリット・デメリットを教えてください。
上場企業の子会社に転職する2つのメリット
①経済面で安定している
上場企業の子会社なので
「資本関係がどれくらいあるか?」
にも当然よりますが、会社が少し傾いたくらいであれば、親会社からのお金の供給が結構されます。
親会社が支えてくれたり、親会社が大口の取引先だったり、親会社の紹介で仕事が降ってくることもあります。
そのため、経済面では安定しています。
②給与・福利厚生が良い
親会社の給与条件に引っ張られて、子会社の給料や福利厚生が良いというのもメリットです。
上場企業の子会社に転職するデメリット
よくあるのが、親会社から役員さんが降りてくることがあります。
自分の上司になる人が、生え抜きの社員さんではなく、親会社から出向してくる人が多いです。
歴代の社長は、親会社から出向や転籍してなる場合があるので、生え抜き社員の出世が難しい会社もあります。
これは、入社やオファー面談の段階で確認して頂くと良いかと思います。
子会社が未上場・親会社が未上場の場合に転職する際の注意点
上場企業の場合は
「資本関係がどれくらいあるのか?」
などもわかるので、調べやすいです。
一方で、親会社が上場していて、子会社が未上場の場合は、あまり情報が公になっていません。
また、親会社が上場していなくて、親子関係の場合もあります。
このような場合は、帝国データバンクでデータを取って
「どれくらい資本関係があるのか?」
「取引先になっているのか?」
こういう部分を調べると
「関係性がどれくらい強いのか?」
が見えてきます。
子会社に転職する際は、このような点に注目してください。