死ぬくらいなら会社を辞めればができない理由(ワケ)を読んで、思った事や気づきを皆さんにシェアします。
この本は、精神科医・ゆうきゆう(『マンガで分かる心療内科』シリーズ)が監修・執筆を担当し、過労死・過労自殺する人が「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由をわかりやすく解説しながら、仕事や会社に追いつめられている人がどのようにすればその状態から抜け出し、自分の人生を大切にするための方法と考え方が書かれた本になります。
僕がこの本を購入しようと思ったきっかけは、「なぜ過労自殺をする人がいるのか」理解できなかったんですよね。
こんなことを書くと
「コイツは何てひどい奴だ、同じ境遇になっていないからだ」
と思われる方も居ると思いますが、僕には本当に理解できなかったのです。
その疑問を解決するために、本書を購入しました。
会社に入社して、周りも頑張っている、みんな長時間働いている現場にいると
「自分ももっと頑張らなきゃ」
と思ってしまうそうです。特に真面目な人ほどそういう風に考えてしまいます。
ただ、200時間、300時間も残業できる人もいれば、できない人も居ます。
できる人に囲まれていると
「自分もやらなきゃ」
と無理をしてしまう人が居る。
そして段々と判断能力が落ちていき「会社を辞める」という選択肢を考えられなくなると、死ぬくらいなら会社を辞めればができない理由(ワケ)には書いてありました。
※かなりザックリと僕は書いてます。
「ちょっとやばいかな」
「会社を辞めた方が良いかな?」
と考える基準としては、厚生労働省が定めた「過労死」と認められる勤務時間の目安である、残業時間が80時間以内かどうかで、一つ考えた方が良いとのこと。
自分ではまだ大丈夫と思っていても、一線を越えると判断能力が鈍ってくるので判断できなくなってきます。
僕は是非行くべきだと思います。そして死ぬくらいなら会社を辞めればができない理由(ワケ)では下記の症状、状態になったら、行くべきだと書かれていました。
① 眠れない
② 食欲がわかない
③ 仕事に行きたくない
④ 好きなことや趣味が楽しく思えない
⑤ 死について考えることが増えてきた
⑤の「死について考えることが増えてきた」が出始めたら、すぐに行くべきだとは思いますが、この本では上記の3つ以上に当てはまったら心療内科に行くべきだと言ってます。
心当たりがある人は、一度心療内科に行くことをお薦めします。
頑張り続けてうまくいく人と、プツンと切れてしまう人の差は「頑張っていることが自分自身で決めたことかどうか」と「頑張ったことの成果がわかりやすいかどうか」というのが重要な要素らしいです。
たしかに誰かに決められた、指示されたことを長時間やらされたら、僕ならおかしくなりますね。
逆に自分でやりたいと思った事なら、長時間没頭しても苦にならなかったです。
そして成果が目に見えやすいかどうかも、体調や精神に影響があるみたいです。
自分の成果が目に見えやすいと、働くモチベーションに繋がりやすいとのこと。
例えば美容師さんとかですね。髪を切った成果も見えやすいですし、またお客さんから直接感謝もされることが多いです。
それが立ちっぱなしで長時間働く労働環境でも、やり続けられる理由だと書いてありました。
モチベーションの維持って難しいですよね。
ただこの本を読んでいて思った事は「頑張っていることが自分自身で決めたことかどうか」と「頑張ったことの成果がわかりやすいかどうか」という点に重点を置いた仕事探しをすれば、モチベーションはある程度担保できるのではないかと思いました。
僕もYouTubeを続けていく中で、やはりモチベーションの維持は難しいのですが、かろうじて続けていられるのは、自分でやりたいと決めたのと、成果が見えやすいからかもしれません。
前者の自分でやりたいと思ったから、動画を撮り始めたのは簡単に理解して頂けると思いますが、後者の成果が見えやすいという点は、YouTubeはとても優れていると思います。
YouTubeは成果が、チャンネル登録者数、再生数、高評価数、そして広告収入という大きく4点で、成果が見えやすいのです。それらの成果があると、また頑張ろうと思えるので、動画投稿が続いている気がしますね。
死ぬくらいなら会社を辞めればができない理由(ワケ)には他にもためになることが書かれていますので、気になった方は是非購入して読んで頂きたいです。