こんにちはイッシーです。
Twitter 経由で
「求人サイトの見方、使い方について何か知ってることがあれば教えてください」
というDMを頂きましたので、この記事では僕なりの求人(転職)サイトの見方に関する考えを紹介したいと思います。
まず求人サイトがどの様に成り立っているかと言うと、求人サイトというのは人を採用したいという会社が、求人(転職)サイトの運営会社にお金を払って、求人情報を掲載しています。
簡単な例で言うと、皆さんのご自宅にスーパーマーケットのチラシやデリバリーピザのチラシがポストに入ってる事があると思うのですが、求人サイトもそれと同じ様に基本的には広告です。
インターネット上のチラシと同じ役割をしています。
ですので、人を採用したいという会社が掲載したい内容が基本的に掲載されています。
ちょっと考えて欲しいのが、あなたが企業の人事で
「従業員を採用したい」
と思ったら自分の会社の強みや良い部分を中心に掲載したいと思いませんか?
「人を採用したい」と思ったら、求人サイトを見てくれる人に「この会社良いな、魅力的だな」と思ってもらえるような事しか掲載しません。
求人サイトを見る時には、前提として「求人サイトには良いことしか掲載されていない」という風に、基本的に思っていてください。
悪い情報は掲載されていません。
その会社の本当に魅力的な部分は、より具体的に掲載されていますし、逆にその企業の特筆すべき良い点、強みが無い場合には、会社の魅力は抽象的に掲載されている場合が多いと思います。
例えば「社内は、社員同士仲が良く、アットホームだとか、若い人が活躍してます」とか。
そういう部分でしか、求職者に会社の魅力を訴求できないので、その様なありふれた言葉が掲載されている場合が多いです。
求人サイトでは、掲載する写真はとてもこだわります。
求職者の方は、写真を見て「この会社良さそう、楽しそう、興味がある」と思う方が多いみたいで、求人情報を掲載している企業は、特に写真にはこだわります。
若い人が笑顔で働いてる写真が沢山掲載されてていると思うのですが、あれは求人広告様に撮影しているだけで、常に写真の様な状況ではありません。
あくまでも求人広告用に撮影された写真になります。
ですから、常に笑顔でも無いですし、みんな仲良く仕事をしているとは限りません。
鵜呑みにしない様にしてください。
普段の業務中のごく一部を切り取って写真にしているだけです。
求人サイトを見ただけでこの会社良さそうだな、入社したいなと思わないでください。
「自分のやりたいこと、実現したい事ができるかも」位に留めておいた方が良いと思います。
雇用条件や、求めるスキル等を確認する位で、問い合わせの段階では「ちょっと詳しく話を聞いてみたいな」位の気持ちの方が良いと思います。
具体的なことは、実際に面接に行ってその会社に勤めている人に直接訪ねるべきだと思います。
その際には遠慮なく聞きたい事、気になる事、転職でゆずれないポイントはしっかり確認してください。
入社してから、聞いてなかったイメージと違ったという事にはならない様にしてください。
中には、質問しづらい、聞きにくいという人も居ると思いますすので、そういう方は転職エージェントを使って転職をした方が良いかもしれません。
是非参考にして、有意義な転職活動をして頂けると幸いです。