営業職の転職活動で注意すべき2つのポイント

営業職に転職を考えている方からの転職相談

相談者様:営業職で転職を考えています。

営業職で転職する際は、どの様な点に注意して転職活動をすべきですか?

営業職の転職活動で気をつける2つのポイント

①転職先の営業スタイルがご自身の適性と合っているのか?

私も営業をやっていたので、営業職への転職サポートは得意です。

私が営業職の方の転職サポートをする上で一番気をつけているのは

「転職先の営業スタイルがご自身の適性と合っているのか?合っていないのか?」

を注視しています。

その方とお話して、エントリー先の営業スタイルが

「新規の営業開拓をひたすらやらなければいけないビジネスモデルの会社なのか?」

「ストック収入を作っていくようなビジネスモデルの会社なのか?」

によって、特にノルマのKPIの設定の仕方が全然違います。

新規開拓をひたすらやる場合だと、精神的なストレスが高いです。

毎月リセットでゼロスタートで

「今月1億売って、2億売って」

というような感じです。

新規でどんどんお客さんを獲得しないとダメな商材を扱っていたり、そういうビジネスモデルの会社にエントリーしている場合は、企業に面接で行ってたときに

「ノルマの設定はどうなのか?」

「評価の仕方はどういう風になるのか?」

「営業スタイルはどのような感じなのか?」

「お客さんをどのように探すのか?」

必ず入念に確認してくださいと、私は面接前に何度も何度もしつこくお話しています。

②企業から自分はどのくらい期待されているのか?

私が転職サポートした方で、現場が候補者に期待していることと、候補者さんが

「これくらいやればいいんだろうな」

と想像で思っていることに差がありすぎると、凄くミスマッチです。

現場は、候補者に高い目標や期待をしていても、候補者本人はそこまで高い目標を設定されていると思っていないので、入社したら

「そこまでできません」

という風になったり、現場からは

「なんでできないんだ!」

と言われ続けて精神的にまいってしまうこともあります。

転職した後にこういう事態になっている人を、何人も見てきています。

この辺の期待値とのギャップは、入社する前に調整するようにしています。

営業職で転職ミスしてしまったという人に関しては、現場が期待していることと、ご自身の認識のギャップを埋めていない人です。

「自分はどのくらい期待されているのか?」

ということを、確認していない人が転職でミスします。

営業職を短期で離職している人の共通点

営業職を短期で離職している人は、共通している点があります。

それは、オファー面談で上司や同僚に会っていない人です。

会っていたとしても

「上司や同僚がどのような雰囲気の人なのか?」

「自分との相性はどうなのか?」

このようなことを厳しい目で確認していない人は、高確率で職場で「人間関係のトラブル」が起きます。

確認していないので、トラブルが起きるのはしょうがないです。

事前に確認していれば、トラブルが軽減できたり

「こういう人が上司だから少し大変そうだな」

という風に、自分の中でも覚悟を持てると思います。

しかし、何も調整していないと、入社した途端にギャップが生じて、トラブルが起きているというのを多々見てきていますので、2点が転職活動で気をつけるポイントですね。

営業職に関しては「期待値の調整」「オファー面談時に上司や同僚の確認」に気をつけてください。

あとは、営業スタイルですね。

新規営業が得意な人もいれば、既存顧客に営業をして売上を積み上げていく方が得意という人もいます。

いろいろありますので、ご本人の適性に合わせて、エントリーする企業を選ぶのが良いと思います。

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