転職活動の内容と目安のスケジュールは?

初めての転職活動をされている方から、「どの様なスケジュールで転職活動をすればよいですか?」と聞かれることが多いので、今回は「転職活動の内容」とざっくりとした「転職活動の目安スケジュール」についてご紹介します。

① 自己分析 1週間~1か月間

自己分析では、「今回の転職の軸」「転職理由」を明確にし、自分の適性やスキル、経験を再度確認します。

また

「今回の転職で何を一番実現したいのか?」

「今後どの様なキャリアを歩みたいのか?」

まで考えてみて下さい。

詳細は下記関連記事からご確認下さい。

転職コンサルが厳選!転職活動に必須な自己分析項目6選

② 求人を探す 1週間~

自己分析をある程度終えたら、自己分析で考えた

「今回の転職で何を一番実現したいのか?」

「今後どの様なキャリアを歩みたいのか?」

「自分の適性やスキル」

をもとに求人企業を探していきます。

自己分析ができていないと、膨大な求人情報から自分に最適な企業を見つけることはできません。


転職でミスマッチを繰り返す人は「本当に自分がやりたい事」「自分の適性」について曖昧なまま「求人企業を探す」ことから始めてしまう人に多く見受けられます。

自己分析がしっかりできていれば、求人情報を見る際も、判断基準がしっかりあるので、迷うことは少なくなります。

③ 企業研究・求人研究 1週間程度

ある程度志望先が出そろったら、企業研究並びにその募集の求人研究を行います。

企業研究の内容

「その企業でどの様なビジネスをしているのか?」
「どの様な強み弱みがあるのか?」
「今後どの様なリスクが潜んでいるのか?」
「競合企業の状況は?」

未経験の業界に転職を検討している人の中で、企業研究をWEBサイトを「サラッと確認する程度」の人が結構居るのですが、正直甘く見過ぎていると思います。

自分の人生が大きく変わりますので、ちょっと位はご自身の手で調べて頂きたいですね。

そして企業研究だけではなく、求人研究もとても重要になります。企業では、沢山の仕事や職種で求人募集をしています。

ですのでそれぞれの求人内容によって、求めている人物像や、求めるスキル、経験は違ってきます。

例えば同じ営業職の募集であったとしても、企業によっては、販売する商材が違ったり、営業先のお客様の属性が違ったり、営業スタイルも違う場合もあります。

求人研究の内容

・転職して実現したいことは何か?なぜ転職したいのか?
・自分はどういった性格なのか?
・キャリア、スキルの棚卸をする
・自分の強みを見つける

それぞれの募集求人毎に、求められる要件は変わってくるので、出来る範囲で調べて下さい。

④ 書類(履歴書、職務経歴書)を作成する 1週間程度

書類に関しては、できれば求人研究が終わった段階で、作成すると一番効率的です。

なぜなら職務経歴書に記載する自己PRなどには、その求人で求められている経験やスキルなどを重点的に記載する必要があります。

良くいる転職希望者の方で、職務経歴書の自己PR分を自分勝手に書いている方が散見されます。

仮にご自身のその強みを企業が必要としていない、それほど重視してい強みを記載しているのであれば、正直自己PRの内容としては失敗しています。

本当は求人研究をしっかりした上で、該当の求人募集では、どの様な人を求めているのか?を明確に認識してください。

あるいは想定した上で、企業が求める強みを、職務経歴書に書くべきだと思います。

そうすることにより、書類選考の通過率が上がりますし、面接の場で面接官から強く興味を持ってもらいやすく、ご自身のことをきっちりと売り込むことができる可能性が高まるからです。

⑤ 求人にエントリーし面接対策をする 1日

志望する企業も大体決まり、それぞれの企業毎に書類の作成も終わったら、次は企業にエントリーします。

書類選考が通ったら、面接に進みますが、日程調整の間に、面接対策をしっかり行います。

この記事では面接対策の詳細は省きますので、面接対策に関して詳細に知りたい方は、こちらの記事を読んでみて下さい。

⑥ 面接をする 1か月~2か月間

日程調整が終わり、面接が進んだら、あとはどれだけ面接の場で自分を売り込むことができるか次第になります。

面接官はあなたのことを良く知りません。

しかしあなたは短い時間で面接官で自分を売り込む必要があります。

ですので、普段友達とおしゃべりするのとは違います。

短い時間であなたの事を知ってもらう必要があります。

そして面接官は短い時間であなたのことを、判定しなければいけません。100%正確にあなたがどの様な人かはわかってもらえません。

タイミングや運の影響も出てきたりします。

ですので、良い面接のときもあれば、今日はだめだったという日もあるかもしれません。

面接を受けたら、必ずその日のうちに面接で「どんなことを聞かれたのか?」「どんな風に答えたのか」ということは振り返って下さい。

面接内容を振り返りかえることは、転職活動において、内定を獲得する上でとても大事な行動になります。

⑦ 内定を獲得する

無事志望している企業から内定が出て、このタイミングの悩みとして

「この会社に転職を決めて良いのか?」

「他にももっと良い求人があるのではないか?」

あるいは複数の企業から内定が出た場合に

「どの会社に転職したらよいのか判断できない」

と悩まれる方がいます。

この問題を解決するには、転職の選考を受けている間、常に

「この会社から内定が出たらすぐに入社するか?」

という視点で居て欲しいです。

また選考中の企業も、第一志望、第二志望と優先順位を必ずつけることをお薦めします。

そういう意識を持つことによって、内定が出たらすぐに入社すべき企業が分かりますし、内定が出てから入社するべきか、辞退すべきかが分かります。内定が出てから入社するかどうか、考えるのは辞めましょう。

この他にも退職交渉などもありますが、この①~⑦までが転職活動の大まかな流れになります。

転職活動の一般的な流れを説明

以上大まかな転職活動の流れと目安のスケジュールになります。

転職活動は大概この流れで進みますので、大分イメージが掴めたのではないかと思います。

どの仕事、どの職場で働くかで大きく人生が変わってしまいますので、ご自身が納得した転職活動をして頂ければと思います。

ご自身一人での転職活動は大変だと感じた方は、転職エージェントなどの転職のプロに相談されても良いと思います。

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