家族や恋人、友人はとても親身に相談にのってくれるはずです。
しかし、親身な姿勢ゆえに転職を妨害してしまうことがあります。
特に、結婚の予定がある、子供がいるという場合は家族や恋人は転職のリスクを考えて、転職に否定的になりがちです。
友人に関しては、その友人が転職のプロでは無い限り、受け取る情報が間違っている可能性があり、友人の主観が入っていることもあります。
仮に家族・恋人・友人に相談する際には、現職から転職する理由を明確にした上ですることが大切です。
転職相談相手として、同僚・上司は避けましょう。
同僚や上司は同じ環境にいるため、話がわかってもらいやすいという面もありますが、転職を歓迎する同僚・上司は多くありません。
転職を考えているということが分かれば、社内で噂が広まり、仕事がやりにくくなるというトラブルも起こる可能性もあります。
また、転職させないようにと引き止めにあう可能性もあります。
特に人手が足りていない企業であれば、今抜けられたら困るため、転職の意思をはっきりと伝えてない場合は上手く丸め込まれてしまいます。
結果転職しないとなったとしても、働きにくさは残ってしまうため同僚・上司には転職相談を漏らさない方が良いでしょう。
会社の同僚・上司に転職することを伝えるのは、転職および退職日が明確に決まってからにしましょう。
転職経験が無い人には勿論相談しない方が良いです。
例え信頼できる知人や同じ会社の元上司であったとしても、人は経験したことが無いことに関しては否定的な意見を言いがちなため相談しない方がいいでしょう。
有料のキャリア相談は、転職することが必ずしもゴールとはしていなく「キャリア全般の相談」に乗ってくれるサービスです。
・転職して実現したいことは何か?なぜ転職したいのか?
・自分はどういった性格なのか?
・キャリア、スキルの棚卸をする
・自分の強みを見つける
有料のキャリア相談は、転職を前提としたサービスではないため、相談を受けて現職に残るという選択肢も踏まえて、一緒にキャリアプランを考えるサービスです。
そのため、多くの可能性から相談者に合った最適な選択をすることができます。
また、転職エージェントのように間に企業が入っていないため利害関係なくフラットに転職、キャリアについてアドバイスしてもらえるのも特徴の一つです。
転職エージェントは「転職のプロ」であるため、転職活動に関する多くの情報があります。
転職エージェントの場合は転職相談以外にも
・転職して実現したいことは何か?なぜ転職したいのか?
・自分はどういった性格なのか?
・キャリア、スキルの棚卸をする
・自分の強みを見つける
転職活動を一貫してサポートしてもらえます。
転職したい業界・業種が決まっていない場合は総合的な転職エージェントがおすすめです。
業界・業種が明確に決まっている場合は、その業界・業種専門のエージェントがおすすめです。
転職エージェントを選ぶ際は
「中立な立場で相談に乗ってくれるエージェントなのか?」
という点をチェックしましょう。
転職エージェントの中には「悪徳転職エージェント」と言われているような自分の利益を重視し、相談者の意思とは反する方向に話を進めてしまうケースもあるため要注意です。
ハローワークは国が運営する職業紹介所です。
「失業したら行くところ」
というイメージを持っている方も多いかと思いますが、転職活動のサポートも行っています。
気になる求人があった場合は、詳しい話を窓口で聞くことができます。
その求人に応募したい場合は、ハローワークの職員がその場で求人元の企業に電話して面接を取り付けてくれる場合もあり、応募書類の作成や面接対策のサポートも受けることができます。
ハローワークはあくまでも
「求職者に求人を紹介する」
ことをメインとしているので、自己分析や細かいサポートを求める方は、有料のキャリア相談・転職エージェントの方がおすすめです。
転職について相談する前に、自分の現状の悩みや、転職を考えたきっかけ、転職する目的などを整理してみましょう。
整理する場合「深堀り」することを意識して整理しましょう。
自分が何で悩んでいるのか、何で不安なのか、なぜ転職したいのか「原因」を知る必要があるからです。
「自分でもよくわからないが、なんとなく転職したい」
このようなままだと、転職してもまた同じことで躓き転職を繰り返すだけです。
転職を成功させるためにも、まず「自分自身を知る」ことで転職相談もしやすくなります。
転職に求める優先順位を決めましょう。
転職するにあたって、給料・労働環境・仕事内容・福利厚生など全ての希望条件を満たす職場はほぼありません。
希望条件の中でも譲れない条件をまず決め、その他については許容範囲を広くとっておくことがおすすめです。
また、優先順位を決める際に「自分の市場価値」を知っておくことも重要です。
未経験の職種に転職希望の場合に、高収入が譲れない条件であると希望する転職を実現することは難しいため、自分の市場価値にマッチした条件を譲れない条件として上げましょう。