アパレル販売員が転職活動で自己PRすべきこと5選

アパレル販売員が転職を考える際に

「自分の強みは何だろうか?」

「アパレル販売員にはこれといったスキルがない」

このように感じる人も多いかと思います。

そこで今回は以下のことを解説致します。

この記事でわかること

・アパレル販売員経験者の自己PRの書き方
・アパレル販売員が転職活動で自己PRすべきこと5選

・アパレル販売員から異業種へ転職する際の2つのポイント

アパレル販売員経験者の自己PRの書き方

①売上・個人実績を数字でアピールする

自己PRでは、必ず数字を用いて売上・個人実績を説明しましょう。

個人実績が2020年度 〇〇〇万円(予算比:〇〇% 前年比:〇〇%)
店舗実績が2020年度 〇〇〇万円(予算比:〇〇% 前年比:〇〇%)

例えば成績が悪かった場合も実績を書いたうえで、成績が悪かった理由を記載しましょう。

新型コロナウイルス感染拡大のためヶ月休業、その後も時短営業が続いていた。

②マネジメント経験がある場合はお店の規模の説明も行う

店長や副店長などのポジションでマネジメント経験者であれば、異業種への転職でも大きなアピールポイントとなるのでマネジメント経験は必ず記載しましょう。

・店舗の人数
・店舗実績
・多店舗と比較してどのくらい売れていたのか?

③受賞歴などがあれば些細なことでも書く

アパレル販売員として受賞歴や強調材料があれば、謙遜せずに記載しましょう。

・ブランドで販売売上1位
・館内で優秀な販売員として表彰された
・スタイリング優秀賞

このときになぜ評価されたのか?という理由も自分目線で説明できるように記載しておきましょう。

④SNSなどの活用をアピール

現在販売員でも自社・ブランド・店舗のSNSアカウントを運用されている方は数多くいらっしゃいます。

SNSアカウントの運用能力を高く評価する企業はとても増えていますので、実績がある方は必ずPRしましょう!

アパレル販売員の強みとは?

①鋭い観察力

アパレル販売員をしていると

「お客様が何を求めているのか?」

「お客様が手に取りたくなるようなレイアウトはどういうものか?」

「今週来店予定のお客様のために、他店舗から希少商品を取り寄せよう」

常にお客様の考えていることを予測し、2歩、3歩先の行動を取らなくてはいけません。

お客様の表情や、話し方、反応などのちょっとした動作から次の行動を読み解くため、観察力はとても鍛えられています。

アパレル販売員で養われた「鋭い観察力」は、異業種へ転職した際も大きな強みになります。

②目標達成への分析・実行力

個人の売上目標
店舗の売上目標
ブランドの売上目標

顧客、リピーター、新規のお客様数、売上、お客様情報獲得を1日、週単位、月単位、半期、通期目標に対してどれだけプラスできるのか?

マイナスな場合、どこでカバーするのか?

アパレル販売員は、日々「売上目標」を達成するために「目標を達成するための分析」「目標達成するためのアクション」を日々改善・実行しています。

これは全ての仕事で基礎となるスキルになるので、異業種へ転職しても活かすことができます。

応募先企業に伝える際は、抽象的にならないよう数字を使い具体的に説明しましょう。

そして

「志望企業でそのスキルをどのように活かせるのか?」

志望企業の企業分析を行った上で伝えましょう。

③臨機応変な対応力

アパレル販売員は臨機応変な対応が常に求められています。

大まかなマニュアルがあったとしても、お客様も人なので一人ひとりにあった提案が必要です。

お客様目線に立って、瞬時にお客様が求める接客をカスタマイズする力は、他の業種でも活かせる強みの一つです。

④アパレルの商売視点

「今何がトレンドなのか?」

「なぜ多店舗では売れるのに、自店舗では売れないのか?」

日頃から商品と向き合い続けているため、商売視点を持っています。

「今年のお正月は旅行する人が少ないから、買い物に来る人が増える見込みのためいつも以上に商品を積もう」

「今日同じ商品が10点売れているから、全国から商品を集めよう」

分析して実行できる力は他業種でも活かすことができます。

商売視点については、これまでの実績と、実績を上げるために行動したことを簡潔に伝えることが大切です。

応募する企業を分析し、転職した後、自分の強みがどのように活かせるのか説明しましょう。

⑤人材育成

アパレル販売員では、若い店長や副店長なども多いので、他の企業と比べて若いうちからマネジメント経験をすることが可能です。

人材育成は、どの企業でも土台となる重要な部分のため、マネジメント経験は重要視されがちです。

成功体験だけでなく、失敗体験を通じてどのように改善したのか?など具体的に説明しましょう。

アパレル販売員から異業種へ転職する際の2つのポイント

①応募先の求める人物像と、自分のスキルのすり合わせ

自己PRを書く際に一番最初にやることは、志望企業が必要としている人物像を理解することです。

志望企業が求める人物と自分自身が当てはまっていなければ自己PRをしても無意味です。

自分をPRすることばかりに集中しがちですが、まずは企業のことを徹底的に研究することが自己PRの近道です。

②転職エージェントを活用すること

アパレル販売員から異業種へ転職する際は、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントを活用することで、転職のプロに「完全無料」で転職相談でき、企業の求人紹介、面接対策など転職に必要なサポートをしてくれます。

一人で転職活動していると、見落としがちなポイントもありますが、転職エージェントと一緒に転職活動することで新たな発見もあります。

自分では気づかなかったあなたの市場価値や、最新の情報、企業情報を教えてくれます。

間違った転職活動をしないためにも、転職エージェントを活用した方が後悔の無い転職活動を実現することができます。

転職エージェントを活用する際、注意点が一つあります。

悪徳エージェントには気をつけましょう。

うまく丸め込まれ、行きたくもない会社をおすすめされた場合は、しっかり断りましょう。

転職は自分の人生を大きく左右します。

「転職エージェントが勧めてくるから….」

と妥協するのではなく、自分の意思を伝えた上で真摯に対応してくれる転職エージェントを選びましょう。

まとめ

アパレル販売員が転職活動で自己PRすべきこと5選について解説いたしました。

アパレル販売員から転職を考えている方は、自分なりの強みを整理した上で転職を検討してみてください。

アパレル販売員から異業界への転職を検討している場合は、一度キャリア相談してみてはいかがでしょうか?

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