自動車ディーラー(自動車販売)が転職を考える際に
「自分の強みは何だろうか?」
「自動車ディーラーとして培ってきた経験・スキルを活かせる職種は何か?」
このように悩まれている人も多いかと思います。
そこで今回は、自動車ディーラーが転職活動で自己PRすべきこと4選、自動車ディーラーの強みを解説致します。
自動車ディーラーが転職活動で自己PRすべきこと4選
①売上・個人実績を数字でアピールする
自己PRでは、必ず数字を用いて売上・個人実績を説明しましょう。
個人実績は、2020年度 年間累計販売台数〇〇台
店舗実績は、2020年度 年間累計販売台数〇〇台
数字を用いて説明することで
「優秀な人材なのか?」
「今後自社で活躍してくれそうなのか?」
という判断材料になり、企業側は転職後活躍のイメージがしやすくなります。
昨今では、車がなかなか売れないと言われている中で、実績を出せていることは大きな自己PR材料となるのでアピールしましょう。
②目標達成に向けて取り組んできたこと
自動車ディーラーは競合が多く、また高額な商品のため契約を取るのが難しいです。
そのような中で
「自社製品を買って頂くためにどのような行動をとったのか?」
「顧客のニーズや問題点をどのように引き出し、提案したのか?」
このような企画・提案・行動もアピールポイントとなります。
・イベントでの集客方法
・SNS運用
・商品知識の勉強
・お客様との関係性
目標達成するために自分が行ってきたプロセスを具体的に記載しましょう。
このようなことがアピールできることで
「高い意識を持って自社で活躍してくれるだろう」
という良い評価を企業側に思ってもらいやすくなります。
③受賞歴などがあれば、些細なことでも書く
自動車ディーラーとして受賞歴や強調材料があれば、謙遜せずに記載しましょう。
「店舗優秀賞を受賞しました」
「年間個人実績で会社全体で〇〇位になりました」
このときに
「なぜ評価されたのか?」
という理由も必ずセットで記載しましょう。
④マネジメント経験
マネジメント経験がある場合は、異業種への転職でも大きなアピールポイントとなるので、必ず記載しましょう。
・店舗の人数
・店舗実績
・他店舗と比較してどのくらい売れていたのか?
このような項目は最低限書けると良いでしょう。
自動車ディーラーの強みとは?
①コミュニケーション能力
自動車ディーラーは、日々多くの方と接っしているためコミュニケーション能力が自然と磨かれています。
コミュニケーション能力は、話す力だけではなく「ヒアリング力」「提案力」も含まれてます。
そのため、お客様のニーズをヒアリングし、それに合った提案を意識してきたというエピソードの構成にすると、高いコミュニケーション能力があると判断してもらえるでしょう。
コミュニケーション能力は、多くの職種で求められます。
自動車ディーラーとしては当たり前だったことかもしれませんが、些細なことでも強みになるので積極的にアピールしましょう。
②販売ノルマが常にあった経験
自動車ディーラーは、毎月店舗で割り振られる販売ノルマを元に仕事をしています。
自動車という高額商品の販売は簡単ではありません。
また、自動車離れが深刻化している昨今で、毎月実績を出していた経験は転職先でも評価されます。
③企画力
店舗で顧客に向けた自動車販売をする場合、ショールームやイベントなども必要なため企画力も自然と身に付いているはずです。
情報を常に察知して、顧客が求めるニーズに合った企画を立てることやプレゼン能力は、異業種でも活かせる強みの一つです。
自動車ディーラーから異業種へ転職する際のポイント
①転職活動をする前に自己分析をする
転職活動をする前に
「なぜ自動車ディーラーを辞めたいのか?」
転職したい理由を、自分自身で見つめなおしましょう。
転職する理由が曖昧なままだと、転職先でも同じ結果となり短期離職をくり返すことになるかもしれません。
そのようなことを未然に防ぐためにも、転職活動前から自己分析が必要です。
自己分析を行い、転職したい理由、転職先に求める優先順位などが固まってくると自然と転職先も見つけやすくなります。
②ライフイベントを考慮した上で転職を考える
結婚・育児・家を買う・子どもの教育費・親の介護などを考えた上で転職を検討しましょう。
「結婚できる収入ではないから、また転職したい」
「育児に理解のある会社に転職したい」
そのときになってから転職を考えるのでは遅いです。
30代・40代・50代・60代と年齢を重ねたときに、どのような仕事で、どのような働き方をしていきたいのかを現時点から考える必要があります。
キャリアプランが出来上がれば、転職先の選択を間違うことは無いでしょう。
まとめ
自動車ディーラーが転職活動で自己PRすべきこと4選について解説いたしました。
自動車ディーラーから異業種への転職を検討している場合は、一度キャリア相談してみてはいかがでしょうか?