【必ず読んでください】「転職活動のチェックリスト」の正しい使い方

転職活動のチェックシートの補足資料としてご活用下さい。

目次

自己分析編

今までの仕事内容を分解・リスト化しましたか?

チェックする目的

企業選び、面接(志望動機、自己PR等)で話すことの素材集めることになります。

ポイント

業務を細かく分解することを意識しましょう!

例 営業経験2年の場合

営業スタイルは飛び込み、テレアポ、反響営業、イベント集客?

新規or既存は?

営業先業界は?

商材の知識は?

法人or個人?

例 銀行の法人営業 経験3年の場合

・営業リストの作成 (エクセル使用)
・財務分析(IR資料、帝国データ、決算書を読む)
・企業調査(帝国データバンク、業界紙、ネット情報等)
・財務担当者、役員、社長向けの営業
・千代田区の中堅・中小企業向けの営業(帝国データバンク55点以上)
・千代田区の上場企業向けの営業
・不動産業界、建設業界、小売業界(スーパー、ホームセンター等)、半導体メーカー等への営業業務
・資金調達(融資)の提案業務
・社内向け融資提案資料の作成(エクセル、パワーポイント)
・新規営業1年、既存先営業2年 (飛び込み、テレアポ経験)
・社内のキーマンへの根回し
・金融庁対応

仕事で得たスキル・経験は?

チェックする目的

企業に自己PRするスキル・経験を見つける作業になります。

またご自身が活躍しやすいお仕事を考える為の材料探しにもなります。

ポイント

経験年数関係なく「細分化・言語化」を意識しましょう!

例 銀行の法人営業 経験3年の場合

・決算書の分析能力
・事業内容の分析及び、想定されるリスクの洗い出し
・競合企業の分析能力
・パソコンのソフトを使用して、資料の作成
・経営者、役員とのコミュニケーションスキル
・論理的に説明するコミュニケーションスキル
・無形商材の営業経験
・法人営業経験
・テレアポ、飛び込みでの新規開拓営業経験 
・車を使った営業経験  
・営業先業界の知見 等々

人には負けない、自分の強みは?

チェックする目的

数あるご自身の強みの中でも、企業にPRする能力、スキルの優先順位の高いものを探る作業になります。

またご自身が活躍しやすいお仕事の優先順位をつけていくための材料にもなる場合があります。

ポイント

小さなことでも構いません!思いつく限り選んでみて下さい。

目安としては、周囲100人には負け無さそうだと思うものだけピックアップしてください

例 銀行の法人営業 経験3年の場合

・決算書の分析能力
・事業内容の分析及び、想定されるリスクの洗い出し
・経営者、役員とのコミュニケーションスキル
・論理的に説明するコミュニケーションスキル
・無形商材の営業経験
・法人営業経験
・テレアポ、飛び込みでの新規開拓営業経験 

今までの仕事の中でまたやりたい仕事(業務)は?

チェックする目的

ご自身の適性を探ったり、今回の転職先のお仕事内容を検討する際の材料になります。

ポイント

絶対にやりたい仕事でなくても構いません!

例 銀行の法人営業 経験3年の場合

・財務分析(IR資料、帝国データ、決算書を読む)
・企業調査(帝国データバンク、業界紙、ネット情報等)
・資金調達(融資)の提案業務
・社内向け融資提案資料の作成(エクセル、パワーポイント)

今までの仕事の中で絶対にやりたくない仕事(業務)は?

チェックする目的

今回の転職先のお仕事内容を検討する際の材料になり、今回は二度とやりたくない仕事は可能な限り選ばない様にしたいですね。

ポイント

言葉の通り絶対にやりたくない仕事だけで!


少しでもやりたくない仕事を書き過ぎると、仕事の選択肢が狭まる可能性があります

例 銀行の法人営業 経験3年の場合

・飛び込み、テレアポ営業
・社内のキーマンへの根回し

即会社を辞めたいと思う要素は?

ポイント

許容できる要素は無いかも考えてみて下さい!

今後挑戦したい仕事、将来のありたい姿は?

こちらは現在新サービス(逆算キャリア)を開発中で、開発が終わり次第報告します。

ポイント

ざっくりで構いません!

例 

・郊外でマイサウナを作ってゆったり暮らしたい
・土日で飲食店をやりたい

今回の転職で解決したい事、実現したい事は?

こちらは現在新サービス(逆算キャリア)を開発中で、開発が終わり次第報告します。

ポイント

思いつく限り書き出してください!

例 

・年収を200万円増やしたい
・専門性を身に付けたい
・地元に戻りたい
・土日休みの仕事をしたい
・残業が少ないホワイト企業で働きたい
・成長している業界で働きたい

転職で解決したい事、成し遂げたい要素の優先順位は?

ポイント

特に優先順が高い要素を最大3つ程度選ぶと良いです!

また転職活動中に変わっても構いません!

優先順位をつけた例

①成長している業界で働きたい 
②専門性を身に付けたい
③年収を200万円増やしたい

今回の転職の軸は?

チェックする目的

「活躍することができそうな企業を絞る」「将来のありたい姿」に少しでも近づけるために作ります。

良い転職の軸のポイント

・自分のどの強みを(経験・スキル)を活かして仕事をするかが入っている

・今回の転職で一番実現したいことが入っている

・将来のありたい姿が入っている

良い「転職の軸」例

・マンション販売の経験を活かして、提案の幅が広い営業職でかつ将来自社サービスを作れる環境(無形商材法人営業)

・医薬品登録販売者として、顧客に寄り添う接客経験を活かして、提案型の接客で将来従業員教育に携われる環境(ドラッグストア)

悪い「転職の軸」例

・○○業界で探しています

・土日休みで残業40時間以内

・年収600万円以上

この様な単純な「転職の軸」を設定すると

「活躍することができそうな企業を絞れません」また「将来のありたい姿」に近づくことも難しくなる可能性が高いです。

企業研究・求人研究編

企業の強みをどう考えれば良いか?

企業全体だけではなく、できれば事業部、商品・サービス毎に区切って強みを検討すると良いです。

情報を集める手段

・有価証券報告書

・新卒採用サイト

・各種SNS

・口コミサイト

・エージェント等から情報を集める

転職した場合の企業のメリット、デメリットはどの様な要素を考えれば良いのか?

例えば仕事内容、働き方、社風、人間関係、将来のキャリアパス、身につくスキル、得られる経験など。

まずは転職の軸に照らし合わせてた場合のメリットデメリットを考える。

そして今の仕事(職場)と比較した場合のメリットデメリットを考えると良いかと。

求人に必要なスキル、経験、人物像はどのように考える?

悪い例をお伝えすると「主体的に業務に取り組める人」と求人票に書いてあったからといって、志望動機や自己PRで

「私は主体的に業務に取り組めます」

とストレートに言わないでください。
※最悪そのあとにオリジナルエピソード(過去に体験した事実)で肉付けするならまだ許容できますが。。

できればご自身のオリジナルエピソード(過去に体験した事実)をもとに間接的に伝える様に心掛けてください。

この事例の「主体的に業務に取り組む」を考えると

「主体的とは何か?」

を一度考える必要があります。

主体的とは「どんな状況においても「自分の意志」や「判断」で責任を持って行動する態度や性質のことを指します。  参考:https://www.weblio.jp/content/%E4%B8%BB%E4%BD%93%E7%9A%84

つまりこの企業は「状況に応じて自分が何をすべきかを考え、判断し、行動できる人」を求めていることだと予想することができます。

あとは自分が過去に「状況に応じて自分が何をすべきかを考え、判断し、行動してきた事実」を面接の場で話せば良いことが分かります。

求人に必要なスキル、経験、人物像はどうやって調べるのか?

情報を集める手段

・IR資料

・採用サイト

・口コミサイト

・業界の情報誌

・業界に精通している転職エージェント

・採用担当者にメールか、電話して直接聞く 
※1番効果があります、騙されたと思って1度電話して聞いてみて下さい。 直接聞ければラッキーですよね。

一番アピールすべき経験・能力は?の選定方法

企業が求めるスキル、経験、人物像は「過去の体験を踏まえて説明できるか?」という観点で、選定してください。

そしてご自身のアピールする内容を使って「企業にどの様に貢献できるのか?」まで言語化してみる

例 YouTubeチャンネルの運用経験を1番の自己PRポイントとする場合

現職でYouTubeチャンネルを使った販促活動をしています。

この経験を活かして御社の○○という商品の認知の拡大及び、販促活動をすることで御社に貢献します。

新卒、中途採用サイト、社員インタビュー記事を確認して何を知れば良いですか?

仕事内容や、労働環境、経営理念はもちろんですが、その会社でどの様な想いを持って働いている人がいるのかを最低限確認すれば良いです。

転職先で得られる経験、スキルの見極め方法は?

正直転職エージェントに聞くのが一番早いです。

決して求人企業の担当者には聞かないでください。心証を悪くします。

志望している企業で働いた場合のキャリアの確認方法

①転職エージェントに聞く    

②得られる経験から逆算して転職サイトで探す

一番早いのは転職エージェントに

「○○企業の卒業生はどの様な企業に転職している人が多いですか?」と確認しておくと良いです。

何らかの理由で退職してしまう可能性もありますので。

ブラック企業の特徴を必ず確認する

ブラック企業は、絶対に「自分たちはブラック企業です」とは言いません。

自分の目で見抜くしか、ブラック企業を避ける方法はありません。

ブラック企業の特徴

①常に採用募集している/求人広告を長期間にわたって掲載していないか?

②採用基準の低さが強調されていないか?

③初任給が高い/モデル賃金が高い

④社風や雰囲気の良さばかりが強調されている

⑤会社概要や仕事内容の説明が「抽象的」もしくは「横文字でそれっぽいイメージ」

⑥社名、代表者、業務内容や資本関係などが頻繁に変わっている

⑦ネット上で「ブラック企業」との噂がたっている

⑧労働集約型のビジネスモデルか?

⑨強みがある企業なのか?

引用元:ブラック企業撲滅完全マニュアル(1)ブラック企業の見抜きかた/見分けかた

ブラック企業に転職する人の特徴

ブラック企業に転職してしまう人には共通点があります。

ブラック企業に転職してしまう人の特徴

①転職活動を早く終わらせたくて、妥協して入社を決めてしまう

②企業を調査せず、入社を決めてしまう

③やたら熱心に勧誘され、情にほだされて入社を決めてしまう

転職活動のチェックリストの通りに転職活動していればブラック企業には入社はしません。

ブラック企業だと判明した場合には、速やかに転職しましょう!

書類作成編

書類作成時のポイントと注意点

履歴書、職務経歴書はできればどの企業にエントリーするか確定してから最終仕上げを行ってください。

職種が同じでも企業によっては求める人物像が違う場合がありますので、企業ごとに若干のカスタマイズが生じる場合があります。

面接対策前編

面接対策のポイントとは?

ポイント

①面接の練習は必ず行う
※鏡の前で練習、カメラに向かって練習

②面接後の振り返りは必ず行う

※上手く話せなかったこと、失敗した点を改善する

③都合の悪いことは、自ら言わない

※ネガティブな事、悪口は言わない

④なるべく事実を言う

転職理由:残業が多い
⇒具体的な残業時間を踏まえて説明する 

転職理由:人間関係が悪化して・・

⇒どの様な不都合があるのか具体的な事実を説明する (暴言を言われる、無視される、暴力を振るわれる等)

転職エージェントを使った場合の面接対策のポイントとは?

ポイント

①面接官を確認する
※誰が出てくるのか、面接官の人数も確認する

②面接内容を確認する
※今回の採用ポイント、欲しい人物像を明確する

③過去に内定が出ている人の特徴を確認する

※過去に内定が出ている人、内定が出ていない人の情報を集める

良い自己紹介のポイント

ポイント

企業が求める人物像に合わせて実績・経験・強みを簡単に伝える

最終学歴、前職の仕事内容、スキル経験、実績、今後やりたい事志望動機、締めの挨拶等で構成する

○○大学を卒業後、新卒で○○株式会社に入社し、YouTubeを活用したWEBマーケティング職として従事しています。

様々な施策を行い、自社サービスの契約数を前年比30%増加させました。

今後はYouTubeだけではなく、様々なプラットフォームを活用して力を発揮したいと思い、SNSマーケティングに強みを持つ御社に応募いたしました。

本日は宜しくお願いします。

良い転職理由のポイント

結論+オリジナルエピソード+転職先が求める経験・スキル良い転職理由

※前職の悪口、ネガティブな転職理由はNG。ネガティブな理由の場合は、自分なりに改善、行動したことや会社の仕組み上難しかった事実を必ず説明する

※オリジナルエピソード(課題・解決したいと感じた過去の経験 )

例 良い転職理由

◇転職の軸 
マンション販売の経験を活かして、提案の幅が広い営業職でかつ将来自社サービスを作れる環境(無形商材法人営業)

◇結論
私は提案の幅が広い営業職でかつ将来自社サービスを作りたいと考えて転職することを決めました

オリジナルエピソード(課題・解決したいと感じた過去の経験 )
私は前職では分譲マンションの営業をしておりましたが、自社の販売するマンションしかお客様に紹介できない環境でした。

どうしてもお客様のニーズに100%答えることが難しいというジレンマを抱えながら仕事をしていました。

求められているスキル・経験

そこで今回の転職では、前職で培った○○の経験・スキルを活かして、お客様のニーズ毎に商品・サービスを提案し、将来はお客様のニーズに答えることができる商品作りのチャンスがある環境で働きたいと考えています。

志望動機を作るポイント

志望動機のポイント

「なぜその企業なのか?」と「即戦力ポイント」をなるべく盛り込む。

できれば、将来のことも話せるとベスト!

◇転職の軸
マンション販売の経験を活かして、提案の幅が広い営業職でかつ将来自社サービスを作れる環境(無形商材法人営業)

◇志望動機
私は前職の不動産業界の経験を活かし、提案の幅が広い営業職でかつ将来自社サービスを作りたいと考えており、御社を志望しています。

御社のお客様の多くは不動産会社様ですので、前職で培った不動産業界の経験・スキルを活かして、お客様のニーズ毎に商品・サービスを提案することができます。

また新規事業の開発に積極的な御社で、将来はお客様のニーズに答えることができる商品作りができる点に魅力を感じ志望させて頂きました。


※なぜその企業なのか?ポイントを盛り込む  
自分のどの経験・スキルを活かせるのか説明する

年収交渉編

年収交渉をしてはいけない場合

・面接をして自分の評価がはっきりと良い評価だと判断できない場合
※評価が低ければ、見送られる可能性が高くなります。

・自己応募の時

※転職エージェント経由で申し込んでいるのであれば、エージェントから評価を確認できます

面接後の対策編

オファー面談を組んでもらえない場合は?

内定獲得後、オファー面談を依頼しているにも関わらず、断られた場合には理由にも寄りますが内定は蹴った方が良いことが多いです。

オファー面談を嫌がるという事は、それなりの理由が何かあると考えた方が良いです。

内定を獲得して早く転職活動を終わらせたい一心で、オファー面談をしない人が時々いるのですが入社後に苦労している人は多いです。

オファー面談で確認すること

オファー面談は世間話をする為に実施する訳ではありません。

懸念点を払拭するために行います。

オファー面談で確認する主な内容

・直属の上司、同僚の人柄
・具体的な仕事の進め方
・残業時間等の労働環境
・配属先の上司から期待されている事
・その他懸念している事

転職エージェント編

担当者から提案された求人で何を重点的に確認すべき?

転職の軸をもとになぜその求人がお薦めなのか説明をして頂きたいです。

そしてあと社風や求めている人物像、入社後のキャリアパスも聞いておきたいですね。

書類選考が通らない場合のポイント

転職エージェント経由で書類が通らない場合は、直接応募もしてみましょう!

意外と書類通りますよ!

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