コンサルティング業界に転職したいと志望する人の落とし穴

コンサル志望

こんにちは、イッシーです。

良く転職相談の中で

「コンサルティングの仕事がしたいんです」

と言われることがあります。

僕としては「?」が毎度浮かぶのですが

「あなたが言うコンサルティングとはどんなイメージですか?具体的なイメージはありますか?」

と必ず聞く様にしています。

そう聞くと

「具体的なイメージは無いのですが、漠然とですがお客さんの相談に乗って、お客さんの悩みや課題を解決する仕事です」

と答える方が圧倒的に多いです。

お客さんの悩みを解決する仕事は、コンサルティングという言葉にカテゴライズされていないお仕事でも、実は可能だったりします。

というか多くのお仕事がお客様の悩みや課題を解決するお仕事だと思います。

コンサルティングという言葉の響きで決めるな

ではなぜ多くの方がコンサルティングのお仕事を良くわからずなんとなく志望するのか?ということを考えてみると

「名前の響きがカッコいい」

というだけなのではないかと実は思ってたりします。

最近では「コンサルタント募集」という様な求人も良く観ます。
(まぁコンサルタントって書いた方が求職者の反応が良いのは理解できます)

もちろん求職者も

「就職先はコンサルタントです」

って言えたらカッコいいですよね。

気持ちは分かります。

ただ名前の響きだけで「コンサルティング」のお仕事を志望するのは、正直思考が停止している状態だなとどうしても思ってしまいます。

お客さんの悩みや課題を解決する仕事は、コンサルティングのお仕事以外にも沢山あるのに、求人サイトの「コンサルティング」とカテゴライズされているお仕事しか見ていないと、ご自身の可能性を狭めてしまうリスクが高くなってしまいます。

例えばWEB広告の営業職のお仕事でも、お客様の課題や悩みをヒアリングして、その課題に合わせてサービスを提案し、お客さんの悩みや課題を解決する仕事はできます。

しかしコンサルティングの求人ばかり観ていたら、その他のチャンスをみすみす逃してしまいます。

ですので何となく

「コンサルティングの仕事がしたい」

ではなく

「お客様のどういった課題や悩みを解決したいのか?」

ということをなるべく明確にした上で、転職活動を進めて頂くと入社後のミスマッチが減らせるし、どの企業に転職すべきなのかも明確になってくるのではないかと思います。

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